会員募集


史蹟会とは・・・

史蹟会とは、関東地方を中心に、各地の史蹟や文化財、および博物館、資料館などを見学する会です。
毎年隔月の年6回(内宿泊一回)、伊勢崎を中心に関東甲信越、時には京都奈良へと、史蹟、文化財を見学しにいきます。
博物館や文化財に興味関心のある方、一緒に各地を回ってみませんか?会員は随時募集しております。
是非連絡を下さいませ。みなさんの参加お待ちしております。

史蹟会の歴史

顧問(柴田常恵先生)の提案によって、考古館の永続と興隆を図るため、昭和25年11月17日「赤城郷土会」発会。
その後「関東史蹟会」と共に関東一円の史蹟や文化財など見学を開催。
館長兼史蹟会長の死去により、「関東史蹟会」を考古館友の会とし、機関紙「関東史蹟と文化財」を発行。昭和58年4月「相川考古館だより」と改称。平成3年3月、関東史蹟会を考古館の事業として運営することとなった。

過去の「史蹟見学会」はこちらから

当館では、茶室「觴華庵」を利用して、一年に数回の定期茶会(一般・企画)と、ならびに茶道教室を開いております。
教室の流派は石州流です。

石州流は、現奈良県の大和小泉城主・片桐石州を流祖とする茶道の一つで、
四代将軍家綱の茶道師範を務めたことで江戸時代、武家の間に広がっていきます。
当時伊勢崎藩でも茶の湯の名人を多く排出しており、石州流が盛んでした。

時代の流れと共に今ではマイナーな流派になってしまいましたが、当館では武家が嗜んでいた茶道として、石州流を現代に伝えています。 興味関心のある方は、気軽にお問い合わせ下さい。

《メモ》
石州流茶道は、江戸時代初期に形成した、家元制度とは違う完全相伝の茶道の流派です。

流祖は、大和(現奈良県)小泉城主・片桐石州(石見守貞昌、1605~1673・延宝元年11月20日没69歳)で、彼は千利休の長男道安から桑山宗仙 へと伝わった利休茶道を承けて、さらに独自の風格と作為を示しました。また四代将軍家綱の茶道師範といわれており、柳営茶道の規格を定め、多くの大名を門 派に取りました。
石州のお茶は、いわば大名茶と侘び茶の融合した“さび”を強く打ち出したものといわれています。

觴華会とは、お茶に興味のある方、茶道に興味のある方のための勉強会です。
茶道は、他に習っているけど、他の所もいろいろ見てみたいという方、いかがでしょうか。

相川考古館では、「友の会」会員を募集しております。入会されますと、当館より行事案内をお知らせいたします。
興味関心を持たれたお客様、これを機に、どうぞご利用下さい。

当館でボランティア活動をしてみませんか?

当館では学芸員と一緒に、ボランティア団体「あけびの会」のみなさんが、その運営を手伝っています。
展示説明や、体験学習指導、清掃や備品制作など、あなたの得意な分野を活かしてみませんか?
興味のある方、連絡をお待ちしております。
連絡先 相川考古館 tell.0270-25-0082

《メモ》
~あけびの会発足まで~

かつて当館のボランティア活動は、組織だっていませんでした。
しかし地元の小学校など、度々訪れる団体の来館があった際に、前館長が史蹟会会員に応援を依頼したことがきっかけとなり、考古館でのボランティア活動が始まりました。
その後、前館長が亡くなった平成8年後も史蹟会会員の皆様にお手伝いをいただき、徐々に人数も増していったことから、同年11月25日に第1回の会合を開き、ボランティア活動が組織化されるようになりました。
その後も、皆でやりやすい方向を話し合いながら進めてきました。長続きするためにも、自分のあいている時間で出来ること、得意なことをするということで、今現在も考古館の事業を中心に、その都度連絡を取り合いながら、ボランティアを参加いただいています。

現在では登録人数も24名となり、主な作業として文書の発送、受付、見学の案内、体験、庭園の整備、展示会に伴う準備、講演会の準備、パソコン入力、お抹茶等など、幅広くお手伝いいただいています。
また月例会を第三火曜日の午後と定め、当月および翌月の事業につき、仕事の説明ボランティアの都合等の打ち合わせをし、館内一斉清掃をしています。
ボランティアにはまず館の雰囲気、館の事業を理解してもらうため、月例会の他学習会も催し、これからも館の充実に向け全員一体となって、それぞれの持ち場でがんばっています。