茶道教室(石州流)

DSC_0025

 当館では、日本文化普及の一環で茶道教室(石州流)を設けております。
 石州流は、大和小泉城主・片桐石州を流祖とする茶道の一つで、四代将軍家綱の茶道師範を務めたことで江戸時代、武家の間に広がりました。
 この伊勢崎の地域を治めていた伊勢崎藩酒井家も石州流を修め、茶人として名をなしています。

 茶道に興味関心のある方は、気軽にお問い合わせ下さい。

DSC_0056

※当館では、年に 「雛祭り」「春の茶会」「七夕茶会」「秋の茶会」「夕ざり茶会」「除夜釜」の6回茶会を開催し、お稽古の披露の場を設けております。 茶道を究めたい方にはおススメです。


《メモ》
 石州流茶道は、江戸時代初期に形成した、家元制度とは違う完全相伝の茶道の流派です。 流祖は、大和(現奈良県)小泉城主・片桐石州(石見守貞昌、1605~1673・延宝元年11月20日没69歳)で、彼は千利休の長男20231202夕ざり写真3道安から桑山宗仙 へと伝わった利休茶道を承けて、さらに独自の風格と作為を示しました。また四代将軍家綱の茶道師範といわれており、柳営茶道の規格を定め、多くの大名を門 派に取りました。

 石州のお茶は、いわば大名茶と侘び茶の融合した“さび”を強く打ち出したものといわれています。