考古館の文化財活動に理解を示していただける方へ
― ご寄付のお願い -
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間もなく当館は私設の博物施設として70年を迎えようとしております…
そして今後の文化財の維持のために寄付金を募っております。
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昭和25年10月15日に設立した相川考古館は、母屋と店舗・土蔵が一続きになっていました。
当時は土蔵に重文埴輪を収蔵していたため、
昭和34年頃、類焼を避けるため店舗、母屋、土蔵を切り離しました。
そして平成5年5月14日、私どもが土地、建物・考古資料等を寄付し当財団は法人として発足いたしました。
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平成8年に重要文化財の収蔵庫を建設し、
平成12年に隠居屋兼茶室(文久元年1861)は県の重要文化財に指定され
平成18・19年に茶室「觴華庵」は解体修復工事が行われました。
また同時に雨漏りの酷かった1830年代の建物である母屋は、屋根を葺き替えを行いました。
平成24年4月1日に公益財団法人に切り替わり、
そして平成30年、新元号を間近に控え、私達は現在に至ります。
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しかしながら何分古い建物であるため、毎年のように細かい修理を重ねています。
基本的な姿を伝えている母屋(天保8年1837)は幾度の地震と経年のため大分傷んできました。
その他塀や門扉や土蔵も、街から姿を消すたびに傷んできました。
全国的にも少ない城下町としての街中に残る江戸時代の建造物なので、
できるだけ後世に伝えていけたらと考えています。
特に前館長が切り離す前の図面を残しておりましたので、
以前の商家の姿に復元できたらとも考えております。
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私達が歩んできた間に時代はだいぶ変わりました。
板塀や土蔵や式台をよく知る人は職人でさえ少なくなりました。
財政のため施設博物館の数もずっと減りました。
文化財にまつわる法律も、各地の観光PRも以前より比べ物にならないくらい強化されてきました。
私達は地域に生きた文化財を伝える私設の財団ですが、
私達は私達が活動することで、地域の伊勢崎の歴史を、少しでも後世につ立てていくことができるでしょうか?
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考古館の文化財活動に理解を示していただける方へ
誇れる街の重要文化財活動のために
皆様の協力をお願いしたいと存じます。
温かいご連絡お待ちしております
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公益財団法人相川考古館